📖 kw-platform-api マニュアル›活用例

▮▮ 7. 活用例

web 集客の実務で、この API をどう使うか。7 つの定番パターンを、「AI アプリ」「スプレッドシート」「プログラム」の 3 つの利用環境それぞれのやり方で示します。手を動かす手順は各リンク先のページにあります。
最終更新: 2026-09-25
  1. 自サイトの集客状況の変化を追う
  2. ターゲット検索市場の分析
  3. 競合ベンチマーク(シェアウォッチ)
  4. コンテンツ企画(記事テーマ選定〜構成案)
  5. キーワードポートフォリオ管理
  6. レポーティング自動化(月次報告)
  7. 順位急変アラート

利用環境ごとの準備は次のページにあります。AI アプリ(会話で頼む。コードを書かせる場合も)→ 6. AIアプリ連携 / 4.6、スプレッドシート(数式・GAS)→ 4.1 / 4.2、プログラム(自分で書く、または AI アプリに書かせたコードを組み込む)→ 3. API リファレンス。どの環境でも、まず API キーの発行 が必要です。スプレッドシートの欄で「GAS」とあるものは 4.2 のコード(履歴は追記版)が要ります。IMPORTDATA の数式だけでできるのは、市場レポートと全クエリの取り込みです。

ご契約区分が「KWTOOL 契約連動」「体験版」の場合、市場の詳細(上位サイト・クエリ・セグメント・コンテンツ分析など)を取れるのは kwtool の注目市場に登録した市場だけです。市場の検索・関連市場の発見・ドメインの逆引きはすべての市場で使えます。下の活用例で市場の詳細を使う前に、対象の市場を注目市場に登録してください(→ データ範囲)。

7.1 自サイトの集客状況の変化を追う

自社サイトの SEO 担当 ── 順位・流入の悪化に早く気付く

見るもの: 担当市場ごとの自社ドメインの流入順位・推計流入数・クエリ別順位の週次推移。

AI アプリ「〇〇市場での example.com の流入順位と推計流入を、先週と比べて教えて。落ちたクエリがあれば挙げて」。AI は市場の概要とドメインの順位推移を取って答えます。数値には測定週が付きます
スプレッドシートIMPORTDATA で market.report の sites 表を取り込み(→ 4.1)、自社ドメインの行を FILTER で抜きます。自社が上位 20 位に無ければ数式に &sites=100 を足します。推移を残すには GAS の追記版で週 1 回「履歴」タブに足します(→ 4.2 履歴を残す。IMPORTDATA は上書き更新で履歴は残りません)
プログラムmarket.report を週次で取得して自社ドメインの行(流入順位・estClicks・queryRanks)を抽出。weekEnd に過去の週を指定すれば遡って取れます(有効な週は market.validWeeks)

7.2 ターゲット検索市場の分析

新規参入・新カテゴリを検討するマーケター ── 市場規模と難易度を見積もる

見るもの: 検索ボリューム・クエリ数・上位サイトの顔ぶれ・寡占度・ブランド(指名)比率。候補の市場を先に注目市場に登録してから始めます。

AI アプリまず「〇〇に関連する市場を 10 個挙げて」(関連市場の発見はすべての市場で使えます)。候補を kwtool の注目市場に登録してから、「登録した候補市場について、規模の順位と上位 3 社のシェア合計、指名検索の比率を表にして。参入しやすい順に並べて」。市場の概要 → セグメント分析の順に AI が使います
スプレッドシートmarket.report の sites 表を取り込み、上位 3 社の shareRate 合計を数式で出します。market.queries でロングテールの厚みを見ます
プログラムmarket.report(全体像)→ market.queries(クエリ×ボリューム)→ market.segments(カテゴリ内訳。指名比率が高い市場は新規参入に不利)。複数市場の横比較は pandas が数行で書けます(→ 4.4)

「規模はあるのに寡占されていない市場」が狙い目です(上位 3 社で 70% 超なら難市場の目安)。経済規模は金額ではなく順位で表されます(→ 用語と ID)。

7.3 競合ベンチマーク(シェアウォッチ)

競合の動きを監視したい担当者 ── 競合の伸長・新プレイヤーを掴む

見るもの: 監視対象ドメイン(自社 + 競合)の順位・シェアの週次変化と、上位に新しく現れたドメイン。

AI アプリ「〇〇市場で、先週の上位 20 に無かった新しいドメインと、順位を上げた競合を教えて」。注目サイト(My サイト)を登録してあれば「監視対象の順位をまとめて」で足ります
スプレッドシートGAS の追記版で週 1 回 sites 表を「履歴」タブに足し(→ 4.2 履歴を残す)、前週との差分を数式と条件付き書式で色分けします
プログラムmySites.list で監視対象を取り、担当市場の market.report と突き合わせます。前週の上位 20 に無かったドメインの出現 = 新規参入シグナル

7.4 コンテンツ企画(記事テーマ選定〜構成案)

オウンドメディアの編集者 ── 何をどう書くかをデータで決める

見るもの: 未対応クエリ、クエリの分類(指名かどうか等)、上位ページの見出し構造と業界特有度の高い語。

AI アプリ「〇〇市場の未対応クエリから記事案を 10 本、構成付きで。上位ページの見出し構造と重要語も踏まえて」。コンテンツ分析が未実施なら AI が依頼を提案します。分析は 10〜20 分かかるので、いったん会話を終えて後で「結果を見て」と頼みます(→ 6.6)
スプレッドシートmarket.queries をボリューム降順で取り込み、対策クエリを選びます。分析の依頼と結果の取得はプログラムか AI アプリで行います
プログラムmarket.queries → market.segments(分類別のクエリ内訳。ブランド=指名の比率など)→ contentAnalysis.status / request → keywords(重要語)/ detail(上位ページの見出し構造)。完全版は 4.5 記事制作ツール

7.5 キーワードポートフォリオ管理

複数市場を持つ SEO マネージャー ── 工数配分を決める

見るもの: 担当市場ごとの「市場規模 × 自社シェア」の 2 軸マップ。「規模大 × シェア小」= 攻め、「規模大 × シェア大」= 守り。

AI アプリ「注目市場を規模の順位と自社 example.com のシェアで 4 象限に分けて、攻める市場と守る市場を提案して」。My マーケットの市場一覧 → 各市場の概要の順に AI が使います
スプレッドシートGAS で myMarkets.groupMarkets(groupId=-1)を取り(→ 4.2 の呼び出しを流用。IMPORTDATA では取れません)、各市場の market.report から自社の shareRate を並べて散布図にします
プログラムmyMarkets.groupMarkets → 各市場の market.report → 2 軸のマップを作成。市場が多い場合は週内の再取得をキャッシュして呼び出し回数を抑えます

7.6 レポーティング自動化(月次報告)

SEO 代理店・報告業務のある担当者 ── レポート作成工数をゼロに近づける

作るもの: 週次で自動更新されるシートと、それを見るダッシュボード。AI アプリは都度の質問向きなので、定期実行はスプレッドシートかプログラムで組みます。

AI アプリできあがったシートを貼って「今月の変化を 5 行で要約して」のように、報告文の下書きに使います
スプレッドシートGAS の追記版で週 1 回「履歴」タブに足し(→ 4.2 履歴を残す)→ Looker Studio でレポートを作ってシートを接続(→ 4.3)。常時最新のダッシュボードになります
プログラム定期実行で market.report を取得し、/v1/export/csv か自前の集計で報告用データを作ります

顧客ごとに見えるデータを分けたい場合は、顧客ごとに kwtool アカウントを分けます(API キーはアカウントごとに発行します。月間上限と注目市場のデータ範囲はアカウント単位です → 2.2)。

7.7 順位急変アラート

運用担当 ── 主要クエリの急落を見逃さない

見るもの: 自社ドメインのクエリ別順位の前回比。データは週次更新なので監視も週 1 回で足ります(毎日取得しても同じ結果で、呼び出し回数の無駄になります)。

AI アプリ「〇〇市場で example.com の順位が先週から 3 つ以上落ちたクエリを列挙して」。ドメインのクエリ別順位を AI が取って答えます
スプレッドシートGAS の追記版(クエリ別順位を展開)で週 1 回足し、前回との差が閾値を超えた行を条件付き書式で強調、必要なら GAS からメール通知します
プログラム週 1 回の定期実行で market.report の queryRanks を取得し、前回保存分と比較。「3 位以上の下落」などの閾値で通知(通知部はお使いの環境で)

プログラムから使う resource の入出力は 3. API リファレンス、AI アプリの接続と頼み方は 6. AIアプリ連携 を参照してください。

← 6. AIアプリ連携 1. はじめに(目次)へ →

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